シルクスクリーンとは?版代・料金の仕組みと安く抑える方法を実料金で解説

シルクスクリーンとは?版代・料金の仕組みと安く抑える方法を実料金で解説

「シルクスクリーンとは何か」「版代は結局いくらか」「何枚から安くなるのか」——オリジナルTシャツを検討し始めると、まずこの3つでつまずきますよね。版代の仕組みを理解しないまま発注すると、少量なのに版代負担で1枚単価が跳ね上がったり、逆にシルク以外の方が安く済んだのに気づけなかったり、ということが起こります。本記事では、シルクスクリーンの定義と仕組みから、オンデープリントの実際の版代・プリント料金、DTGや転写との使い分け、入稿データの作り方、納期の目安までを1本で解説します。自社工場でシルクスクリーンを行うオンデープリントが、実料金を交えて具体的にご案内します。読み終えるころには、自分の案件にシルクスクリーンが最適かを"数字で"判断できるようになります。

シルクスクリーンとは?1行でわかる定義と基本原理

結論から言うと、シルクスクリーンとは「メッシュ状の版にインクを刷り込み、生地へ転写する印刷技術」のこと。Tシャツ・トートバッグ・パーカーなど布製品のプリントで最も多く使われている方式です。

起源は100年以上前。アナログ技術でありながら、現在も第一線で使われ続けている理由は、発色の鮮やかさと耐久性の高さにあります。企業のグッズから個人のオリジナルグッズまで、用途の幅が広いのも特徴。

実際のところ、構造はシンプルです。木枠やアルミ枠に張ったメッシュ(昔は絹=シルクを使ったため「シルク」スクリーン)の一部をインクが通る穴、それ以外を塞ぐ膜で覆い、上からスキージーでインクを押し出して生地に色を乗せる仕組み。

ここで先に押さえておきたいのが、1色につき1版が必要というルール。2色刷りなら版が2枚、フルカラー写真調なら4色分解で4版必要になります。この「版代」が、後述する料金構造を決める最大の要素です。

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なぜ今シルクスクリーンが選ばれているのか|DTG時代でも残る3つの理由

結論から言うと、シルクスクリーンが廃れない理由は「枚数が増えるほど安くなる」「洗濯に強い」「金銀蛍光が刷れる」の3点に集約されます。DTG(ダイレクト・トゥ・ガーメント)が普及してもなお、法人ノベルティやチームウェアの現場では指名買いされ続けている技術です。

💡 POINT

シルクスクリーンが選ばれ続ける理由は、枚数が増えるほど1枚あたりの版代負担が薄まる料金構造、洗濯を繰り返しても色落ちしにくいインク定着力、そしてDTGでは再現不可能な金・銀・蛍光などの特色表現の3点に集約されます。この3点すべてが必要な案件では、他の印刷方式で代替することができません。

実際のところ、印刷方式の選定で迷ったときの判断軸はシンプル。ロット・耐久性・特殊表現のどれを優先するかで答えが決まります。

ロットが多いほど安くなる|大量生産向きの構造

シルクスクリーンの料金構造は「版代+プリント代×枚数」。版代は固定費なので、枚数で割れば1枚あたりの負担は薄まります。少ない枚数だと版代分の上乗せが大きくても、枚数が増えるほど1枚あたりに薄まっていく計算です。

一方、DTGは1枚あたりのインクコストがほぼ一定。コスト面で言うと、枚数が増えるほどシルクスクリーンが有利になり、大ロットではシルクの独壇場です。少量ならDTG、まとまった枚数ならシルク。この線引きを覚えておけば見積もり段階で迷いません。オンデープリントでも、20枚以上のご注文からシルクスクリーンをおすすめしています。

発色と耐久性|2回刷りと自社の耐久テスト

シルクスクリーンは版を通してインクを生地に押し出す方式のため、インクの膜が厚く乗ります。結果として発色が鮮やかで、洗濯を繰り返しても目立った色落ちが起きにくい。ユニフォームやワークウェアでシルクが採用され続ける最大の理由がここにあります。

オンデープリントでは発色と定着力を高めるために2回刷りを行い、全案件でテスト印刷後に乾燥・耐久テストを実施しています。さらにスタッフが実際に1年間、作業用ユニフォームとして週2回の着用・洗濯テストを重ねて品質を確認しています。DTGは生地にインクを染み込ませる方式で写真表現に強い反面、洗濯耐性ではシルクに一歩譲ります。毎日着るチームウェア、現場で酷使する作業着なら、迷わずシルクスクリーンです。

特色インク対応|金・銀・蛍光・発泡はシルクだけの強み

金属光沢・蛍光・発泡(パフ)といった特殊表現はシルクスクリーンの独壇場です。DTGのCMYKインクでは金属光沢や蛍光の鮮やかさは原理的に再現できません。

オンデープリントでは、スタンダードカラー・蛍光カラー・メタリックシリーズ(ゴールド/シルバー/パープルほか)に加えて、発泡(パフ)・クラック(ひび割れ)・蓄光(グロー)・スウェードといった特殊インクをご用意。さらにPANTONE・DICを指定しての調色で、企業カラーやチームカラーを合わせることもできます。法人案件で「他社と差をつけたい」と言われたら、シルク+特色の組み合わせが答えになることが多いです。

シルクスクリーン印刷の仕組み|製版から仕上げまで4工程を図解

結論から言うと、シルクスクリーンは「版を作って、その版にインクを押し込み、生地に転写する」という4つの工程で成り立っています。版代が発生する理由も、納期に日数がかかる理由も、すべてこの工程の中身を知れば腑に落ちます。

シルクスクリーン4工程(製版→露光→刷り→キュアリング)の図解

4工程の流れは次の通りです。

  1. 版下フィルム出力:デザインデータを透明フィルムに黒インクで出力。色数分のフィルムを作る

  2. 製版(感光・露光):感光乳剤を塗ったメッシュにフィルムを密着させ、紫外線で露光。インクを通す穴を作る

  3. 刷り:スキージーと呼ばれるヘラで、版の上からインクを生地に押し出す

  4. 乾燥・キュアリング:熱を加え、インクを生地に定着させる

ここで先に言っておくと、1色につき1版が必要です。2色なら版2枚、4色なら版4枚。版代が色数で増える理由はここにあります。色数別の料金構造は後のセクションで詳しく扱います。

💡 POINT

版代は1色ごとに固定費として発生します。色数が増えるほど版の枚数も増えるため、少量発注で色数を絞れない場合は版代の比率が上がります。デザインの色数を決める段階から版代を意識することが、コスト最適化の第一歩です。オンデープリントの版代は1版あたり3,500円〜(サイズ別)で、後述のとおりリピート時は版代がかかりません。

製版工程|版代が発生する本当の理由

版代は単なる手数料ではなく、製版作業そのもののコストです。実際のところ、メッシュ枠に感光乳剤を塗布して乾燥させ、フィルムを密着して露光、その後水洗いで未露光部分を洗い落として再度乾燥——この一連の精密作業に手間と時間がかかります。

色数分の版を別々に作る必要があるため、多色デザインほど製版の工数が増えます。オンデープリントではこの製版から刷り・仕上げまでを自社工場で一貫して行っており、デザインに合わせてメッシュの選定も社内で対応します。製版が独立した職人工程として成立している事実が、版代の正体を物語っています。

刷り工程|手刷りと自動機の使い分け

刷り工程は手刷りと自動機に分かれ、仕上がりの質感が変わります。手刷りは職人がスキージーを引く力加減でインクの厚みを調整でき、少量や特殊表現に向きます。自動機は圧力と速度が一定で、大ロットでも1枚目と最後の1枚の差がほぼ出ません。

オンデープリントでは水性・プラスチゾル・手刷り・自動機を案件に応じて使い分け、デザインの再現性と色味のクオリティを追求しています。細かなデザインや位置精度が求められる案件も、工場側で最適な刷り方をご提案します。

版代と料金の仕組み|オンデープリントの実料金で解説

結論から言うと、シルクスクリーンの料金は「版代(固定費)+プリント代(変動費)」のシンプルな足し算で決まります。ここではオンデープリントの実際の料金表で説明します。まずは版代から。版代はプリントするサイズと色数で決まり、1色(1版)あたり3,500円〜です。

▼ 製版代(1色・1版あたり/税込)

製版代(1色)

小(10×10cm)

中(20×27cm)

大(32×40cm)

1版

3,500円

4,500円

5,500円

次にプリント代。プリント代は1枚・1カ所あたりで、枚数が増えるほど単価が下がります。2色目・3色目は基本の1色料金に加算していく方式です(例:50〜99枚で2色なら 250円+480円=730円/枚)。

▼ プリント代(1枚・1カ所あたり/税込・レギュラーインク仕様)

枚数

1色

2色目(加算)

3色目(加算)

10〜19枚

500円

950円

1,400円

20〜29枚

400円

750円

1,100円

30〜39枚

350円

650円

950円

40〜49枚

300円

550円

800円

50〜99枚

250円

480円

710円

100枚以上

160円

300円

440円

※上記はTシャツにレギュラーインク仕様の場合の価格です。前後などにプリントする場合は前後それぞれの数量計算となります。特殊インク・調色・濃色ボディへの白下地などはアップチャージが発生する場合があります。別途データ処理代3,000円(50枚以上のご注文時・リピート制作時は無料)。調色料は1色 初回1,500円/リピート1,000円。

実際の総額イメージがつかめるよう、オンデープリントの制作費例(ボディ代込み・税込)を2つご紹介します。同じシルクスクリーンでも、プリントサイズと箇所数で単価は変わります。

制作例

10枚

30枚

50枚

100枚

前面20×27+後面34×16
(glimmer 00350-AIT)

2,438円

1,471円

1,138円

858円

前面10×10+後面34×40
(glimmer 00300-ACT)

2,508円

1,608円

1,288円

1,018円

いずれも初回製版代を含んだ金額で、リピート制作なら版代がかからない分さらに安くなります。枚数が増えるほど1枚単価がはっきり下がるのが、シルクスクリーンの料金構造の特徴です。

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「30枚で2色だといくら?」版代込みの総額を、担当者が算出してご案内します。具体的な見積もりは1営業日以内にお返事します。

版代を安く抑える3つの方法

「シルクスクリーンの版代を少しでも安くしたい」という方へ。オンデープリントで実践できる、版代・製版まわりのコストダウン術は次の3つです。

  • 色数を絞る:版代は1色=1版で発生します。2色を1色に減らせば、その分の版代がまるごと不要に。単色〜2色のロゴ中心にまとめるのが、いちばん効くコストダウンです。

  • リピート前提なら版を永久保管:オンデープリントは製作した版を永久保管しているため、同じデザインの追加注文は版代0円。バイトTや新入生・新入社員向けなど、毎年刷るデザインは初回だけ版代を負担すれば、2回目以降はプリント代だけで済みます。

  • データの手直しは無料を活用:オンデープリントはデータの修正・手直しが何度でも無料。スクリーンショットや低解像度の画像も、可能な範囲で高画質化してプリントに対応します。データ不備での差し戻しコストを気にせず発注できます。

少量(10〜30枚)で発注するときの現実的な単価感

10〜30枚台は、版代が枚数で割り切れない分どうしても1枚単価が高くなります。それでもシルクを選ぶ理由が2つあります。1つは特色インク。金・銀・蛍光・発泡など、DTGでは再現できない質感が必要なケース。もう1つは耐久性で、洗濯を繰り返しても落ちにくい定着力はシルクならではです。

逆に、写真調・グラデーション・フルカラーロゴなら、DTGか転写プリントに切り替える方が安く、品質も上がることが多いです。色数が多いデザインは、一度DTGの見積もりも取ってみるのが現実的な判断です。オンデープリントでは案件内容を見て、シルク/DTF/インクジェットのどれが最適かをご提案します。

100枚以上の大ロット|1枚あたり数百円台も実現可能

100枚を超えると、プリント代は1色160円/枚まで下がり、ボディ込みでも1枚あたり数百円台〜1,000円前後が見えてきます。法人ノベルティや社内ユニフォーム、学園祭・イベントでよく出る数量帯がここです。

大ロットで特に効くのが版の永久保管。同じデザインを毎年・毎シーズン刷るなら、2回目以降は版代ゼロで発注できます。年に2回以上同じデザインを刷る予定があるなら、初回発注時にその旨を伝えておくとスムーズです。なお、100枚以上のご注文では実物サンプルを無料でお作りしています。

シルクスクリーン vs DTG vs 転写印刷|4つの印刷方式を同じ基準で比較

結論から言うと、印刷方式の選定は「枚数」「色数」「表現したい絵柄」の3軸で9割決まります。ここでは4方式を同一基準で整理します。

方式

色数対応

風合い

耐久性(洗濯)

最小ロット目安

コスト傾向

シルクスクリーン

単色〜多色(分版必要)

厚みあり・発色強い

洗濯に強い

20〜30枚〜が目安

版代固定+枚数で逓減

DTG(インクジェット)

フルカラー・写真可

生地に染み込む薄手

シルクよりやや退色しやすい

1枚〜

版代0・枚数で逓減しにくい

昇華転写

フルカラー・グラデOK

生地と一体化(無感触)

ほぼ退色しない

1枚〜

ポリエステル限定で安価

ラバー転写

1〜数色

ゴム質で厚みあり

縁からの剥離に注意

1枚〜

少量で割安・量産で割高

コスト面で言うと、シルクは版代が固定費なので枚数が増えるほど1枚単価が下がり、大ロットで最も有利になります。DTGは枚数を増やしても単価がほぼ横ばい。グラデーションや写真表現がシルクで難しいのは、1色=1版という構造上、無段階の色変化を再現できないためです。写真絵柄なら迷わずDTGか昇華転写を選びましょう。

シルクスクリーンが向く案件・向かない案件

向くのは、チームTシャツ・法人ノベルティ・イベントスタッフウェア。単色〜数色のロゴ中心で、洗濯耐久やリピートが想定される案件は確実にシルクが正解です。

向かないのは、写真プリント、フルカラーのグラデーション、そして超少量。版代を数枚で割ると1枚あたりの負担が大きくなり、コストメリットが消えます。こうしたケースはDTFやインクジェットの方が適しています。

💡 POINT

印刷方式の選定早見表として覚えておくと便利です。単色〜数色のロゴ・数十枚以上・洗濯耐久やリピートが必要な案件はシルクスクリーン、写真・グラデーション・1枚から必要な案件はDTG/インクジェット、ポリエステル素材でフルカラーかつ退色ゼロを求めるなら昇華転写、と得意領域がはっきり分かれています。オンデープリントはこの4方式+刺繍を1つの工場でワンストップ対応します。

色数と枚数の組み合わせで判断に迷ったら、見積もり相談で実数値を確認するのが早いです。

入稿データの作り方|失敗しないための5つのチェックリスト

結論から言うと、シルクスクリーンの入稿トラブルは「解像度」「アウトライン」「カラーモード」「グラデーション」「線の細さ」の5点に集約されます。データ確認が完了した時点から納期カウントが始まるため、不備があるとその分だけ出荷も後ろ倒しになります。これを避けるための具体的なチェックポイントを並べます。

入稿前の5項目チェックリスト

  • 解像度は高めに。低解像度の画像をそのまま拡大すると、印刷時にジャギー(ギザギザ)が出ます

  • Illustratorはアウトライン化。フォント環境の違いで別書体に置換され、ロゴが崩れる事故を防げます

  • 色はスポットカラー(特色)で指定。シルクは1色1版のため、使う色を明確にしておくと版数が確定します

  • グラデーションは原則NG。網点処理が必要になり、版数増加と追加費用に直結します

  • 細い線・小さい文字は3pt(約1mm)以上。これ以下はつぶれ・かすれの原因になります

特にグラデーション。「胸元に薄い青から濃い青へ流したい」という相談は多いのですが、シルクスクリーンは1色1版が原則で、グラデを再現するには網点分解が必要になり版代が上がります。グラデが必須ならDTFやインクジェットが現実的です。

データの手直しは何度でも無料|まずは送ってください

「入稿データを完璧に用意しないと頼めない」と身構える必要はありません。オンデープリントではデータの修正・手直しが何度でも無料。スクリーンショットや手持ちの画像でも、プリントできる形に可能な範囲で調整します。Illustratorを持っていない個人の方でも、まずは今あるデータを送っていただければ、担当者が印刷可否や配置・サイズを確認してご案内します。

納期はどのくらい?シルクスクリーンの目安とカウント基準

結論から言うと、オンデープリントのシルクスクリーンの納期目安は7〜12営業日前後です。版の作成・色数・数量、そして工場の混雑状況によって前後します。参考までに、DTF/インクジェットは5〜7営業日前後が目安です。

前後プリント「STAY WILD UNLEASH INNER BEAST」オレンジのオリジナルTシャツ

納期カウントの基準

ここが見落とされがちなポイントです。オンデープリントの納期は「入稿データの確認が完了した日の翌営業日」からカウントします。土日祝・当社休業日は営業日に含まれません。

  • お見積り・ご注文・ご入稿が同日でも、データ確認が完了した時点から納期カウントが始まります

  • データ修正が発生した場合は、修正版の再確認が完了した時点から改めてカウント開始

  • つまり、入稿データに不備がないほど最短スケジュールで進みます

最終的な出荷予定日(確定納期)は、ご注文確定後に担当者が在庫・生産枠を確認したうえでメールにてご案内します。

イベント・短納期は事前相談が確実

「◯月◯日必着」などタイトな日程が決まっている場合は、ご注文前にお問い合わせいただくのが確実です。商品・数量・印刷内容を確認のうえ、対応可否と最短スケジュールをご案内します。ご注文時の備考欄に希望納期(例:◯月◯日まで)を記入いただくこともできます。繁忙期や大ロットは生産枠の都合でご希望に沿えない場合があるため、日程が決まっているなら早めのご相談をおすすめします。

オンデープリントは商品が出来上がり次第その日に出荷します。予定より早く仕上がる場合があるため、到着日が決まっている場合はご注文時に到着日指定を行ってください。

シルクスクリーンプリントのご注文はオンデープリントにお任せください!

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イベント日が決まっているなら、逆算スケジュールをこちらで組みます。データの手直しは何度でも無料。まずはお気軽にご相談ください。

関連用語の整理|製版・スキージー・キュアリング・特色インクの違い

シルクスクリーンの見積もりや打ち合わせで飛んでくる単語は意外と多く、意味を取り違えると納期にも単価にも響きます。よく使う4語を押さえておけば、現場のやり取りはほぼ通用します。

  • 製版:デザインを版(メッシュ)に焼き付ける工程。1色につき1版必要で、3色なら3版分の版代が発生します。オンデープリントでは製版も自社工場で行い、版は永久保管するためリピート時は版代がかかりません。

  • スキージー:版の上からインクを押し出すゴム製のヘラ。圧力・角度・スピードで色の乗り方が変わります。手刷りではこの力加減で厚みを、自動機では一定の圧力で均一な仕上がりを実現します。

  • キュアリング:印刷後に熱処理し、インクを繊維に定着させる工程。これを省くと洗濯で早期にひび割れます。定着の良し悪しが耐久性を左右します。

  • 特色インク・調色:PANTONE・DIC指定色や金・銀・蛍光など、混色では出せない指定色のインク。オンデープリントでは調色にも対応し、料金は1色 初回1,500円/リピート1,000円。ラメ・メタリックなど粒子入りインクは調色できない点だけご注意ください。

混同しやすいのが「ラバープリント」。これは別技法ではなく、シルクスクリーンで使うインクの一種(ラバーインク)のこと。市販Tシャツのプリントの多くはこのラバーインクです。用語の精度が上がると、見積もりのやり取りがぐっとスムーズになります。

よくある質問(FAQ)

Q. シルクスクリーンとは何ですか?

メッシュ状の版(スクリーン)にインクを通して生地へ直接刷り込むプリント方法です。発色が良く耐久性に優れており、オリジナルTシャツやアパレルで最も多く利用されている技法です。

Q. 版代とは何ですか?いくらですか?

デザインを刷るための「版(スクリーン)」を作る費用です。通常1色ごとに1版が必要です。オンデープリントの版代は1版あたり小3,500円/中4,500円/大5,500円(税込)。リピート時は版を永久保管しているため版代はかかりません。

Q. 何枚くらいから安くなりますか?

20〜30枚以上で、1枚あたりの価格が他のプリント方法より安くなることが多いです。枚数が増えるほどプリント単価が下がり、100枚以上では1色160円/枚まで下がります。

Q. 追加注文(リピート)はできますか?

はい。版が破損するまで永久保管しているため、版代なしで追加注文が可能です。毎年・毎シーズン同じデザインを刷る案件ほどお得になります。

Q. 濃い色のTシャツにもプリントできますか?

可能です。黒やネイビーなどの濃色生地は、白インクの下地を入れることで発色を良くします。

Q. 細い線や小さい文字もプリントできますか?

可能ですが、極端に細い線や小さな文字はつぶれる可能性があります。3pt(約1mm)以上の線幅を推奨しています。

まとめ

シルクスクリーンは「版代+プリント代」で料金が決まり、枚数が増えるほど1枚単価が下がる印刷方式です。オンデープリントなら版代3,500円〜、版は永久保管でリピート時は版代0円、データの手直しは何度でも無料。枚数・色数・希望納期を教えていただければ、自社工場で最適なプリント方法と具体的な試算をご案内します。まずは無料見積もりから、あなたの案件にシルクスクリーンが最適かを確かめてみてください。

この記事を書いた人

林 千貴 株式会社RAFEES 副代表/オンデープリント責任者

オンデープリントは、株式会社RAFEESが運営するオリジナルTシャツ・アパレル印刷サービスです。Tシャツ、ポロシャツ、パーカー、スウェットなどのウェア制作を中心に、シルクスクリーン印刷、DTFプリント、インクジェットプリント、昇華転写など、用途やデザインに合わせた印刷方法をご提案しています。 1枚からの小ロット制作から、イベント・物販・チームウェア・法人向けのまとまったロットまで対応可能です。国内でのプリント対応を中心に、価格・納期・品質のバランスを考えたオリジナルウェア制作をサポートしています。 ブログでは、プリント方法の違い、料金の考え方、入稿データの作り方、ボディ選びのポイントなど、初めてオリジナルウェアを作る方にも分かりやすく役立つ情報を発信しています。

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